世界極悪人大全   (桐生操著) [その他]

サブタイトル: 「野心」と「渇望」と「狂気」の果て


2週間ちょっと日本に出張で帰ってたので久々に更新!と思ったら、こんな本ですいません。


ドラキュラ公、ピョートル大帝、毛沢東、ヒトラー、スターリンなどの権力者に関するものが前半、
後半は世界を騒がせたペテン師や殺人鬼に関して。

何故かたまにこういうものに興味を持ってしまう。

人は皆狂気を孕んでいるから?

ただ、自分は絶対にその狂気に溺れる事はないと思う。
なぜなら彼らは悲しい。 どんなに権力を手にしても決して満たされないから。

昔何かで(銀河鉄道999かな?)読んだシーンを思い出す。

ある権力を極めた王様が最後には自分の部下や兵隊も信じられず、すべて作り物の兵で城を囲み、たった1人で生きていく話。


ところでこの本の登場人物はものすごいパワーを持っていると思う。
ただ、その方向性が悪に向かってしまっただけ。
つまりビルゲイツやジャックウェルチなどの成功者とは紙一重の様な気がする。
もちろんそのほんの少しの違いが決定的なんだけど。

一方で、成功者とは逆に、例えば実際、彼らと現在の「モンスター○○」と呼ばれる人たちはスケール以外に何が違うのだろう?

ちなみにこの本、日本帰国中に買ったのだが、日本はモンスターが多いように思う。
モンスター予備軍と言った方がいいのか。

この本はかなり残虐な表現も出てくるので、そういう話が苦手な人は止めた方がいいかも。

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