オールド・フレンズ 上・下   (朝倉卓弥著) [小説]

映画化もされた「四日間の奇蹟」や「君に名残を」の著者による“愛しい人に会いたくなる”作品と紹介されていた。
「四日間の奇蹟」も「君に名残を」もよい作品だったので、読んでみることに。

内容は全く予想外。
主人公の1人はこれでもかという生い立ちが続く。

両親に愛されて育った人は本当にそれだけで幸せなんだと思う。
親に愛されずに育った子供、偏った愛情、都合のよい愛・・・・結構そういう環境で育った人は多い。
そして、子供の頃の環境ってかなり人間形成に影響するのだ。
そこから逃れられないとしたらその後の人生って何だろう?とも思うけど。

物語は2人の主人公の話が交互に語られていく。
幼い頃は全く正反対の家で育った2人。
ただ、絵に描いたような幸福な家庭で育った方も、実は必ずしもそうではなかったのだとわかる。
そして2人は十数年ぶりに再会する・・・・

こう書くとわりとありふれた話っぽいですが、結構予想外です。

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Aki

先が気になる!!次読みます。
by Aki (2010-02-09 12:12) 

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