ザ・ディベート (茂木秀昭著) [自己啓発]
ディベートの本は面白いのだが、どうしても内容的に「競技」としてのディベートに関する記述が多い。
ディベート大会などに興味がある人には良いが、そんなものには全く興味がなく、
仕事に活かせるディベートの能力のような本はないだろうかといつも思う。
きっと探せばあるはずなので、今度帰国時、忘れなければ探してみよう。
この本も、前半はディベートとは何か、どういったものか、と言うことに基点をおいているのだが、
後半は実戦や実際の大会の事例などが延々と書かれている。
面白いなと思ったのは、作者が前半でディベートと言うのは単なる討論ではなく、物事を客観的に見、合理的に意思決定するものだと繰り返し主張しているのだが、その方法が、まずディベートに対する批判を取り上げ、それに対する反論で構成している点。
骨の髄までディベーターなんだな(笑)、と。
まぁ、賛否両論、どちらも「さもありなん」と思うところはあるが、競技としてのディベートが実際の自分の意見には関係なく、ある議題に対して賛成・反対に振り分けられそれぞれの立場で議論する、と言うやり方は、確かに相手の立場になって物事を考えると言う意味では有効的なのかもしれない。
ただ、ここでまたしても問題が出てくる。
競技としてのディベートに参加しない限り、自分と違う意見でそれを立証するなどと言う訓練は日常においてはありえないのだ。
日常では自分が賛成なのに、反対側の為に立証したり、論じたりすることなどない。
つまり競技としてのディベートを勉強しない限り、そういった訓練は出来ない。
すると、ディベートに関する本はどうしても「競技」方法に沿った形になるわけで、勉強していない者が例えば仕事で使えるディベートなどと言うものは存在しない、ということになるのだろうか?
それとも競技ディベートを勉強することで日常でもその方法を使うことが出来るようになるということなのだろうか・・・
ムムム・・・考えれば考えるほどわからなくなってきた。
もう1冊くらい読んで結論が出なかったら、これは止めようかな・・・
ディベート大会などに興味がある人には良いが、そんなものには全く興味がなく、
仕事に活かせるディベートの能力のような本はないだろうかといつも思う。
きっと探せばあるはずなので、今度帰国時、忘れなければ探してみよう。
この本も、前半はディベートとは何か、どういったものか、と言うことに基点をおいているのだが、
後半は実戦や実際の大会の事例などが延々と書かれている。
面白いなと思ったのは、作者が前半でディベートと言うのは単なる討論ではなく、物事を客観的に見、合理的に意思決定するものだと繰り返し主張しているのだが、その方法が、まずディベートに対する批判を取り上げ、それに対する反論で構成している点。
骨の髄までディベーターなんだな(笑)、と。
まぁ、賛否両論、どちらも「さもありなん」と思うところはあるが、競技としてのディベートが実際の自分の意見には関係なく、ある議題に対して賛成・反対に振り分けられそれぞれの立場で議論する、と言うやり方は、確かに相手の立場になって物事を考えると言う意味では有効的なのかもしれない。
ただ、ここでまたしても問題が出てくる。
競技としてのディベートに参加しない限り、自分と違う意見でそれを立証するなどと言う訓練は日常においてはありえないのだ。
日常では自分が賛成なのに、反対側の為に立証したり、論じたりすることなどない。
つまり競技としてのディベートを勉強しない限り、そういった訓練は出来ない。
すると、ディベートに関する本はどうしても「競技」方法に沿った形になるわけで、勉強していない者が例えば仕事で使えるディベートなどと言うものは存在しない、ということになるのだろうか?
それとも競技ディベートを勉強することで日常でもその方法を使うことが出来るようになるということなのだろうか・・・
ムムム・・・考えれば考えるほどわからなくなってきた。
もう1冊くらい読んで結論が出なかったら、これは止めようかな・・・
2011-09-23 06:10
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