仕事力  白版 [ビジネス]

読み終えて最初に思ったのはやはりビジネスは顧客重視、それが出来ない企業は会社として成功しないのだな、ということ。

客観的事実として。

あと、成功している人はやはり何らかの信念を持って仕事をしている。

これは主体的事実として。



松井道夫さんの話に「優等生や聞き分けのいい人は戦力外」と言う言葉があった。

以前別のブログに書いたが、それはやはり情熱に繋がるのだと思う。

そして、そういった社員を重宝する会社は伸びる。



先日、と言っても1ヶ月ほど前だが、1日に2件の顧客から同じような話を聞いた。

1つの会社はドイツ支店のMDに会ったのだが、その方は本来なら日本人で決めてしまえばいいことも現地の人に意見を聞いてから事を進めるそう。

1つには日本の企業だから日本人が主体と言う思いを無くさせる為、もう1つは当事者になると実際に進める時に自分から積極的に意見などを言うようになるそう。

そして、その意見が例え正しくない時があっても、その時はきちんと説明をすればいいだけであって、そういう社員は必ず結果を出してくれる、と。

もう1社はGMに会ったが、社長の話や会社の話をされる時に本当に会社のことが好きなんだなって伝わってきた。

その会社は自由闊達な社風で、上下の関係なく、自由な意見を交換出来、また日本人も現地人もなく、実際に幹部にも日本人・現地人両方いる。

適材適所だけが人員配置の基本事項だそう。

昔 Noと言える日本人 とか流行ったが、やはりいい意味で意見を“闘わせる”ことが出来る会社は伸びるのだろう。

両社とも買収などではなく、自社の成長で現在の地位を築いている。



ところで、この本の中に出てくるある企業は、過去にその企業とあまりにも深く関わった為、なかなか客観的に見れなくて困った。

間違いなくいいこと、正しいこと(と自分なんかが言うのもおこがましいが)を話されてるのであろうが、どうしても「ん?でも・・・」とか思ってしまった。
まだまだ修行が足りない・・・・


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。